カモンベイビー金沢

こんばんは。ちさぷらです。

ティファールの圧力鍋を手に入れてQOLが爆上がりするもポテトサラダ作りに失敗して凹んでおります。何故かね。芋もちになったんですよね。ポテトサラダじゃなくてね。お店みたいなオシャレで高さがあって写真映えするポテトサラダを作りたかったんやけどね。ぺちゃんこになってしまったんですよね。これが芋娘の限界か

 

…っていうのをツイッターに書いた結果。

 

番長「芋の錬金術師」

誰が芋の錬金術師やねん

 

ブログを楽しみにしてくれている人が一定数いるようなので、頑張って金沢旅行の話を書きます。

 

前回盛大に前振りをしましたがバレー部で旅行に行ってきました。行き先は金沢。女4人旅。目的はもちろん食い倒れ。金沢は愛知(ちさぷら)と大阪(番長、せつこ、こあらぱん)からそれぞれちょうど3時間くらいで着くので現地集合で。

 

当日。

集合時間は11時、名古屋から金沢まで特急で3時間かかるので7時半くらいの電車に乗って出発。遠足か

 

長時間電車に揺られたあと待ち合わせ場所でバレー部3人と合流するや否や

せつこ「ほら違うやん!」

何が?

 

こあらぱん「さっき眼鏡の背低い子おったからちさぷらやと思って声かけそうになったけど違う子やった」

番長「ちさぷらに似てる奴いっぱいおるよな」

アイデンティティ〜ッ!

メガネがアイデンティティやと思われがち〜!(心の声)

定期的に似てる人の目撃情報が出るよね。

 

気を取り直して、とりあえずせつこの希望で金沢駅の鼓門の写真撮りに行くことに。

 

番長「自撮り棒持ってる」

私「おけ。使おう」

番長「セッティングするわ」←おもむろに三脚を取り出す

私「待って」

せつこ「ガチやん」

こあらぱん「観光客かよ」

番長「オタクの現場アイテムや」

誇らしげにすな

 

今時アジアン観光客もびっくりのガチ装備で観光客丸出しの写真を撮った我々。番長のオタ度が日に日に増していくのには目を瞑ることにしよう

 

こ「これでせつこのやりたいこと叶ったな」

せ「うん!ありがとう!」

番「ほなせつこ置いてこか。さよなら」

せ「えっ!?」

私「不憫www」

通常運転です

 

せつこを置いていくことなく我々はお腹を満たすため次の目的地の近江町市場へ。

 

ちなみに各々の金沢でやりたいこと一覧↓

番長:金沢城 玉泉院丸公園のライトアップ見る

せつこ:金沢駅の鼓門で写真撮る

こあらぱん:金箔ソフト食べる

ちさぷら:近江町市場に行く

 

〜道中〜

 

番「ちさぷらの鞄に手裏剣ついてる」

私「えっ」

こ「ほんまや!忍者かよ!」

誰が忍者や

 

3ヶ月ぶりくらいに会ったのにいきなりの忍者呼ばわり。根も葉もないイジリがちさぷらを襲うー…!

しかも手裏剣ちゃうからねコレ。星型のチャームやからね。れっきとしたオシャレアイテムやからね。手裏剣付けてるわけないやんね。鞄に手裏剣付けてる25歳女とは?今時歴女でもそんなんせえへんのちゃう?ってなるよね。

 

あれこれしてる間に近江町市場へ到着。せつことこあらぱんの熱い希望で海鮮丼探しの旅へ。

 

せ「ここの店良さそう!」

こ「美味しそう!入ろう!」

私「そこ割烹って書いてあるけどいけるか…?」

番「順番の紙にちさぷら(私の名字)って書いといたで」

私「何でそういうことするん」

 

迷う暇もなく(不可抗力で)ランチの店が決定。しばらくして席に案内される。

 

番「ビール飲もうや」

私「えっ」

まだ11時ですけど?

 

せ「えーじゃあ日本酒飲みたい!」

こ「私も!」

私「(マジかよ)」

下戸なので海鮮丼片手にお茶を啜っている私を余所に旅行開始早々酒盛りを始める他3人。マジかよ(二回目)

 

心は15歳やけど体は25歳成人女性なので飲酒出来るんですけどね。酒に弱い人間からするとびっくりするよね。フードコートに集まって無料の水と200円のポテト食べながら2時間近く粘ってた時代を知ってる身としては些かこの状況は信じがたいよね。そもそも昼から飲んで食べ歩き旅行出来る気がしない。

 

せつこの提案で共有の財布を作ってそこから旅のお金を捻出することにして、お会計後に上機嫌な3人とシラフの私で割烹を後にする。

 

こ「次何食べる?」

私「えっまだ食べんの。今海鮮丼食べたやん」

せ「バケモンかよ」

留まるところを知らない食欲。

 

女子高生のとき身長172センチやったこあらぱん、なんと今年で175センチの大台に突入したそうな。バレー部の成長は留まるところを知らない(物理的に)

 

その後まだ旅館のチェックイン時間までしばらくあるのでとりあえず金箔ソフト目当てにひがし茶屋街へ。

予約した旅館が主計町(ひがし茶屋街の近く)にあるからついでにチェックイン前に荷物を預かってもらうべく我々は主計町とひがし茶屋町を目指す…

 

「迷った」

私「やろうな」

土地勘も地図もなく行ったこともない目的地に辿り着こうとした無謀さー…!

 

このときの我々↓

番長:誰かが連れて行ってくれると思っている

せつこ:Googleマップを見ている 方向音痴

こあらぱん:食べ物のことを考えている

ちさぷら:面白そうなのであえて静観している

 

まあ辿り着けるわけがないよね。基本スペックが全員方向音痴やしね。部活時代もよく練習試合会場に辿りつかんくて迷ったりしてたしね。その後もよく分からん経路を辿りつつなんとか旅館まで辿り着いた我々。女将さんらしき女性に荷物を預かってもらう。

 

女将「何時頃チェックイン予定ですか?」

私「17時頃です」

女「ご飯はお外で食べられます?」

私「その辺で食べようと思ってます」

女「お風呂は何時頃入られるの?」

私「えっ…決めてないですけど…」

女「大浴場は11時までですけど、今日は女性のお客様が多いので10時までには入ってくださいね。10時から11時はお風呂場がすごく混むと思うので」

私「はあ」

女「10時までにはお風呂入るように!よろしくお願いね!」

 

なんかめっちゃお風呂の心配してくれてる…。

ちなみにこの後チェックインのときもお風呂の時間について念押しされました。心配性か。

 

 

気を取り直して。

身軽になった我々はこあらぱんの希望を叶えるべくひがし茶屋街へ足を伸ばす。待ってろ金箔ソフト

 

〜道中〜

 

こ「あ!コロッケ食べたい!いちご大福も!」

せ「金箔ソフトは!?」

番「最初の目的忘れんなよ」

 

彼方此方にある食べ物に目移りしまくるこあらぱん。お腹いっぱい海鮮丼食べたはずやのに一体どこに消えてしまったというのか…。

この後ちゃんとお目当ての金箔ソフト食べました。美味しかったけど金箔の味はよく分からんかった

 

問題はこの後。

 

番「ここの店ワンコインで日本酒飲めるって。飲もうや」

「昼から!?」

 

まだひがし茶屋街入ってすぐですけど…何なら昼の13時くらいですけど…?今からこんなにばかすか飲んで夜には一体どうなってしまうの…?

 

ここで私は一つの仮説を思いつく。

もしや彼ら、酒豪なのでは?(気付くのが遅い)

 

他の3人が嗜む中で1人だけ飲まないのも癪なので便乗して日本酒デビューしてみたちさぷら。飲めんこともないけど美味しい!とも思えない何とも言えない味がしました。大人への階段をこんな形で登ることになろうとは…。いつか美味しいと思えるようになる日が来るのかしら

 

ほろ酔いになりつつ日本酒を飲み干した我々はひがし茶屋街をさらに奥へと進んでいくー…

 

こ「あ!番長!自撮り棒出して」

番「今?」普通に歩いている途中

こ「うん」

 

番長が例のハイスペック自撮り棒をこあらぱんへ手渡す。

 

こ「ちさぷら!スマホ貸して」

私「自分のは?」

こ「画質いいやつで撮りたいねん」

 

こうして番長の自撮り棒+私のスマホで人生初の自撮りを始めたこあらぱん、身長175センチ。自撮り棒を抱えつつ茶屋街の人混みを練り歩いていく。とりあえずデカい

 

こ「わーい!」←人の写真を撮りまくる

せ「誰やあいつに自撮り棒渡したの!」

私「番長や!」

番「てかあいつデカすぎて自撮り棒いらんやん」

私「腕の長さ足りてるやん」

「ドローンかよ」

ドローンwww

 

この後ドローン人間ことこあらぱんに無事スマホを返してもらいましたが、誰かの顎のドアップとか知らん人の後ろ姿とか訳分からん写真ばっかり撮っててコイツもう既に出来上がっとるやんけ…と思いました。もう誰にも止められない

 

ひとしきり暴れて酔いが醒めてきたらしいこあらぱんを引きずりながら次の目的地へ。

せつこと私とこあらぱんの次は番長の希望を叶えるべく我々一行は金沢城兼六園へ向かったー…

 

金沢城兼六園でまたひとしきり騒いだ後、旅館にチェックインするために主計町へ戻る我々。ここまでで既に1万歩近く歩いているので足はもうクタクタ。満場一致でタクシーを使うことに決定。

 

無事旅館へチェックインした後、足の疲れからその辺へ転がる芋娘4人。ただの屍のようだ

 

せ「足パンパンや」

私「ほんまにな」

番「ちょっと倒立するわ」

何で?

 

おもむろに壁に向かって倒立し出す番長。最早この面子やと何が起きてもあんまり驚かない自分が怖い。

倒立して満足したらしい番長と床に転がって回復した残り3人、今度はまた小腹を満たすために旅館の外へ。

 

女将さん「お風呂は10時から混みますからね!」

まだお風呂の心配されてる〜ッ!

 

 

すっかり日も暮れてきた金沢の街でライトアップしてる金沢城 玉泉院丸公園と番長が見つけてきた加賀野菜とスペイン料理の店を目指して歩く。

しばらくしてお目当ての玉泉院丸公園へ到着。ライトアップめっちゃ綺麗なんやけど知名度が低いらしく全然人おらん穴場スポットの模様。

 

せ「何でバレー部とこんな綺麗なやつ見てるんやろな」

こ「ほんまにな」

おいおいそんな悲しいこと言うなや…

 

この後のスペイン料理屋で美味しい料理とお酒を嗜みながら「何故我々は理想の男性に出会えないのか?」について(主にこあらぱんと番長が)語り続け、あらゆる酒を飲み干し、片っ端から頼んだ料理をすべて平らげて金沢の夜が更けていくー…

 

ちなみに各々の好みのタイプ↓

番長:石油王

せつこ:優しくてフィーリングが合う人

こあらぱん:身長180センチ以上で面白くてプリウス以上のレベルの車に乗っている人

だそうなのでよろしくお願い致します。2人ぐらいめちゃくちゃハードル高い奴がいる気がしますが我こそは!という気概のある方がいれば是非。彼女らの面白さはちさぷらのお墨付きなので是非。何卒よろしくお願い致します。

 

食後。

 

せ「お会計足らんかもしれへん」←会計係

こ「えっ」

私「1人1万ずつ集めへんかった?」

せ「うん」

私「まじかよ」

1日にして4万が吹っ飛ぶ街、それが金沢ー…!

 

私「どうする?追加でまたお金出すか」

せ「うん」

こ「あかん!私足りひん」

私「後でATM行く?」

こ「ちゃうねん、口座に今◯千円しかない

小学生かよ

彼女の尊厳のために具体的な金額は伏せてお送りしております

 

こ「旅行行くからな、節約しようと思ってな、最近お昼はおにぎりと味噌汁作っていっとってん」

私「その努力でもそれ!?」

 

ここで思い出してほしい。彼女、職業は立派な看護師である。

 

私「何にそんなお金使ってるん?」

こ「食費!あと車とドライブ!」

私「バケモンやないか」

せ「エンゲル係数どうなってんねん」

いや本間にどうなってんねん(混乱)

 

番「あーでも私も貯金出来てないから一緒や」

私「何に使ってるん」

「ライブ」

私「あー(何かを察した顔)

せ「去年何回ライブ行ったん?」

番「7回。今年はそれ以上に行く」

せ「7!?」

私「こっちもバケモンやないか」

 

いけないこととは分かりつつも、こういう話を聞いてるともしや自分はかなりマシな方なのでは…?って思えてくるよね。化粧品とか服とか旅行にガバガバお金使ってても口座にお金が多少ある限りはまだいけるのでは?って思ってしまうね。

 

そんなこんなで会計を終え、1日目の活動が全て終了。この時点で既に夜の10時半。

 

私「お風呂どうする?」

せ「旅館の風呂間に合わんよな」

番「その辺の銭湯行こか」

せ「そうしよ」

あんなにお風呂の心配してくれたのに女将さんごめん(心の声)

 

この後仲良く町の銭湯に入って1日目が終了。食べて飲んで歩いてただけのはずやのに物凄く濃かった…

ちなみに2日目は金沢ではなく恐竜とソースカツ丼を求めてレンタカーで福井県に行きます。そんなカモンベイビー福井編は近日公開予定、お楽しみに!