愛が僕に噛み付いて

こんばんは。ちさぷらです。

この前久しぶりにブログを投稿してみた訳なんですけれどもね、高校時代の友人のレスポンスの早さよ。相変わらずで笑った。

「変わってない!相変わらず!」って反応が多かったんやけれども変わってないってヤバくね?高校卒業から6年経ってんだぜ??今年で25になるのに17、18で文章力止まってるってヤバくね???と思ったり思わなかったり。これからはふざけ倒すだけでなく知性も滲ませていきたい

自分の作る何かを楽しみにしてくれる人がいるのはいいもんだな、と思いました。ありがたやありがたや。調子に乗ってバンバン書いちゃうぞ〜

というわけで今日は皆様お馴染みのバレー部の話。バレー部って誰やねんって方はこの前の投稿をチェックしてみてね!


高校を卒業し、専門学校やら大学やらを卒業し、名実ともに社会人になった我々が直面している問題。それは
たった4人のはずなのに全く予定が合わない。

まず4人のうち2人が看護師(シフト勤務)の時点で全然合わない。
しかもちさぷらは就職と同時に愛知に引っ越したので、大阪に帰省するのは年に3〜4回。まあ見事なまでに予定が合わない。4人しかおらんのに何でこんなに集まりにくいねんってぐらいに予定が合わない。

しかも番長が「その日は現場がある」とか言い出すから尚のこと予定が合わない。
現場…ドルオタ用語。ライブや握手会などアイドルと会える・触れ合える場所に行くことを指す。


そんな我々なので、半年に一度くらいの頻度で最近は会ってるんですけれどもね。かつては練習で毎日顔を合わせてたのが嘘のようだね

4人で集まるためにはまず日程を確保しなくちゃならないわけで。世間がゴールデンウィークに沸いていても医療現場で働く番長とこあらぱんには関係ないのだけれども、今回私・せつこ・こあらぱんが空いていたのが4/30だったのでその日に会うことになった。後は番長さえ予定が空いていればOK

番長「その日夜勤明けで現場あるけど行けるわ」
夜勤明けで現場…?

何やらドルオタ用語が聞こえてきたが我々は深く聞かないことにした。


前日。

番「店どうするよ」
私「決めなあかんね。何する?」
番「もつ鍋が食いてえ」
もう4月やぞ。夏は目の前に迫ってるぞ
季節感全無視。もつ鍋美味しいけどね

せ「もつ鍋苦手や」
番「じゃあ炉端焼きで」
渋くね?

ちさぷらの心の声(私らもういい年した女性4人の集まりなんやけど…炉端焼きて…美味いけど炉端焼きて…半年に一回しか合わんのに炉端焼きて…チョイスがさ、もっとさ、チーズダッカルビとかさ、肉バルとかさ、パンケーキとかさぁ、なんかあるやろ、こう、女子力高いのが!あるやろ!)

炉端焼きになった。
エイヒレと山芋の野焼きがめちゃくちゃ美味かった。パンケーキとか洒落たもんにせんで良かった。結局こういうのか一番美味いんだよなぁ


当日。
18:00店の前に集合予定。

17:30頃
番「こあらぱんと2人でもう着いてる」
早くね?
楽しみすぎて早く着いちゃったパターンか?そんな漫画のキャラみたいな可愛げが彼らにもあったというのか…?

こ「ラウンドワンで番長は頑張ってます(ゲームをプレイする番長の動画)」
何してんねん

番長はトトロのフィギュアをゲットしようとした結果、アクリル石1個をゲットしたらしい。戦利品がアクリル石1個て。どこぞの魔法少女じゃないんだから

17:55
せ「私も店の前に着いたよ」
番「おらんやん」
せ「あれ?ここじゃないん?(店の写真送る)」
番「せつこそこ違う店やで」
何してんねん

せつこを拾って正しい方の店に入ると待ちくたびれたらしく、もう番長とこあらぱんは店の中に入ってました。テーブルで待ち構える2人。

私「久しぶり〜」
番「おう。早よ飲み物頼めや」
出会って一言目がそれ?
一応半年ぶりくらいの再会のはずやねんけど、一言目でそれ?もうちょっと何かなかったんか?と思ったけれども、そう、我々バレー部とはそういうものなのです。「久しぶり〜!元気だった〜?チョー会いたかったよ〜〜!」とかいうノリではないのです。これからもこの先も未来永劫ないのです。思えば高校時代からそんなノリになったことは一度もなかったわ。「おう生きとったんかワレ」ぐらいのテンションだったわ


せ「早かったな。今日何してたん?」
番「現場行ってた」
私「2人で?」
こ「うん」
私「夜勤明けじゃなかった?」
番「そうやで」
フットワークが軽いオタク怖い。

聞けばLDH系列のグループの無料ライブだったそうな。「背が高いから背伸びしなくても見えた」と誇らしげにするこあらぱん。世の中の人の大半が君たちより背低いからね…そりゃ何もせずとも見えるよね…


番「あ、こあらぱんがちさぷらの悪口言ってたぞ」
私「マジかよ。何の悪口?」
「高校のとき嵐のMonster踊ってたやん」
いきなり高校のときの恥ずかしい思い出を暴露されたこのときの私の心境が読者諸君にお判りだろうか。

いや、忘れてた…すっかり忘れてたけど確かにしてたわ…暇を持て余しすぎて練習の合間に踊ったりしてたわ…嵐のMonsterとPerfumeのねぇが十八番だったわ…(世代がバレる発言)

番「そのときのちさぷらが、短い足で一生懸命踊ってるのが面白かったって」原文ママ
私「」
こ「面白すぎて忘れられへんねん」
悪びれる様子もなくコイツは…

嵐のMonsterのね、振りでね、松潤が床に這いつくばって(語弊がある)足をクロスさせる感じの振付があるんですよ。で、当時嵐がめちゃくちゃ流行ってたから、真似して部室やら廊下やらで踊ったりしてたんですよ。一人で。
そしたらバレー部がめちゃくちゃ大喜びして、高校卒業から6年経った今でもしつこく覚えてるんだよね。いい加減に忘れてほしいよね。彼らの記憶力には度々驚かされるぜ。


そして話は「我々にはなぜ恋人が出来ないのか?」に飛躍し、マッチングアプリをやれば出会いがあるのでは?という話に。

せ「私マッチングアプリやってるで」
私「マジかよ、こあらぱんと番長もやろうや」
こ「やる!」
意外と乗り気だった。

せつこの手ほどきで某マッチングアプリに登録するこあらぱん。ついでに登録する番長。
…これがどういうことを意味するかお判りだろうか。
今や遂にバレー部と出会える時代に。
このインターネットの海のどこかにバレー部がいるわけです。しかも出会えるわけです。凄い時代になったもんだね

こ「プロフィールって何書けばいいん?」
せ「好きなこととか」
私「趣味とか。自己をPRするんや」
こ「…何も思いつかん………。あっ」
私「?」
「ここにブロガーがおるやん」
せ「ほんまや!伝説のブロガー!」
突然の伝説のブロガー呼ばわり。

こうして他人のマッチングアプリ用の自己PRの代筆という前代未聞の依頼を受けることになったちさぷら。

私「こあらぱん好きなもの何?趣味は?」
こ「食べることとドライブ」
私「ほう。じゃあ好きな食べ物は?」
こ「白米とコーラ!(いい笑顔).」
デブまっしぐらやないか

次々と明るみになるこあらぱんの可愛げのないプロフィールを何とか修飾してマッチングアプリへの登録完了。あとは良い出会いを期待するのみ。こあらぱんは自分より背が高い男性が好みだそうなので180センチ越えの男性がいたら是非。散々ネタにしてるけどみんなユーモアがあって良いヤツなのでね


そうこうしてるうちにちゃっかりアプリの登録を済ませていた番長。

番「なんかイイネが来た」
私「さっそく!」
せ「まじかよ!」
番「年下の大学生からや。……あっ」

番「…顔が濃い人が好きって書いてる…」
ドンピシャ!ww

番長ね、日本人離れした顔付きしてるんですよね。エキゾチックというかね。「インド人」ってあだ名付いてたぐらいやからね。目鼻立ちがくっきりしててね。顔面絶壁で横から写真撮ったら何も映らない私からしたら羨ましい限りだけどね。人はないものねだりをする生き物だからね

自称濃い顔が好き年下ボーイと番長がどうなったのかは…次回をお楽しみに。(展開があれば)


ひとしきりマッチングアプリで盛り上がった我々はそのテンションのまま恒例のカラオケに繰り出し、一曲目から踊り散らす番長。これも恒例

何を歌うのかと思えば平井堅のPOP STARを入れて全力で踊り出すこあらぱん。何がよく分からんが合わせて踊り出す3人。そのままの流れで菅田将暉の「さよならエレジー」を入れたちさぷら。途中まで気持ちよく歌う。

私「〜中略〜どうせ掴めないのに〜〜」
番「イーヤーサーサー!」
!?
なんか今…沖縄民謡でしか聞いたことない合いの手が聞こえたような…

動揺しながらも歌い続けるちさぷら。

私「愛が〜僕に噛み付いて〜」
番「アイラブユー!」
私「舞い上がって行け〜」
番「フライアウェーイ!」
私「光れ君の歌〜」
番「シングユアソーン!」
せ「イェーイ!」
こ「イェーイ!」
さもあるかのようにそれっぽい合いの手をすな

女性専用カラオケボックスのはずなのに響き渡る阿鼻叫喚。さらにこあらぱんがタキツバの「Venus」を入れたおかげでボルテージは最高潮に達する。あの振付って私と同年代の女子なら全員踊れると思うんやけどどうやろうか。それにしてもこんなに盛り上がってたの私らの部屋だけやで絶対


何が怖いってこれ全員今年で25歳の成人女性ってことだよね。このテンションでね。ある意味年齢を感じさせないね


最後の方で三代目JSBを入れた番長。
テレビに映し出される三代目JSB(本人映像だった)

番「みんな今日はありがとう〜!」マイク越しの大声
私「!?」
番「盛り上がってるか名古屋〜〜!」
コイツ…登坂広臣になりきってやがる…!

同じ曲の中でもう1人のボーカル(今市くん)になりきってこあらぱん(今市くんのファン)に番長(今市くんではない)がファンサービスする訳の分からん茶番を見せつけられる一幕も。目を覚ませこあらぱん!目の前にいるのは番長だぞ!顔が濃い人だぞ!今市くんじゃないぞ!

2時間しかおらんかったのにあんなに疲労感のあるカラオケも初めてだよ…24歳にもなって何してんの…とブログ書いてて改めて思ったけれども、こういう仲間がいるのは有り難いことだと思ったり。
みんなまた生きて会おうな(死亡フラグ)


最後にせつこから一言。

せ「私遂に身長170センチになってん」
高校時代は169センチ

未だ成長し続ける(物理)バレー部をどうか皆さん温かく見守ってやってください。

おしまい